フロアコーティングは新築・未入居がおすすめ

フローリングは経年とともに、生活上の汚れに伴うお掃除、水分や温度湿度などの影響、可視光線、紫外線などの影響から劣化していく素材です。居住してから1年～2年後、フローリングが汚れてきて気になる、自分でワックスを掛けてみたがムラになってしまった、ワンちゃんの粗相で床にシミが出来るのではないかと心配などのお問い合わせを頂く事も多く御座います。

お荷物が入ってから、フロアコーティングは汚れが蓄積してから、ワックスを掛けてムラが生じてからの施工ですと、お荷物の移動、洗浄作業、ワックス剥離作業の関係から、御新築未入居時より、同じフロアコーティングの施工でもコストが上がってしまいます。フロアコーティングが御新築時に必要性がある一つの要因はコストの点が挙げられます。

フロアコーティングの施工で大事なのは異物混入しない為に入念にお掃除してからの施工になります。新築時は汚れの種類が限られているのでそういったリスクがなく済みます。

また、新築・未入居キャンペーンなど割引価格での施工が可能です。

築年数が経過していくほど、フロアコーティングの施工は困難になる傾向があります。その時点でのフローリングの傷み具合にもよりますが、フロアコーティングの施工前段階の洗浄や剥離作業に十分注意が必要な施工になります。ただし一般的には築10年目ぐらいまでですと、フロアコーティングに掛かるコストは上がりますが、一般的には施工が可能な場合がほとんどです。またフローリングの状態によっては、施工可能なフロアコーティングの種類が限られる場合が御座います。フロアコーティングが御新築時に必要性がある2つ目の要因はフローリングが劣化してからですと、施工自体が困難になる傾向がある点です。

フローリングが15年から20年の場合、フロアコーティングの施工かフローリング自体の張替も検討材料となります。フローリング自体の劣化（ささくれや波打ち）が進行している場合、フローリングへの負荷が懸念される場合、洗浄や剥離作業が出来ないケースも出てきます。仮にフローリングを張替した場合、数百万の費用は掛かってきます。フロアコーティングが御新築時に必要性がある3つ目の要因はフローリングが劣化してからですと、施工自体が不可の可能性がある、15年から20年で張替の検討をする必要性が出てくるという点です。

フロアコーティングは御新築未入居時の施工が最適です。フロアコーティングの施工に掛かる費用も抑えられ、ほとんどのフロアコーティングによって20年以上の効果が得られ、フローリングの経年による劣化が大幅に抑えられる点にあります。居住中、築年数が経過した物件も対応可能ではありますが、フロアコーティングは御新築時に必要性が最も高い商品となっております。